トップページ入荷情報多肉植物>ティランジア(エアプランツ)の栽培と管理



文/SPECIES NURSERY(2008年11月23日更新)

南米を中心に600種近くが分布するブロメリア科(パイナップルの仲間)ティランジア属の植物です。その多くが木や岩に着生し、葉の表面から水分を吸収して生育するという特殊な能力を持つことから、「エアプランツ」ともいわれています。

置き場所

年間を通してやわらかな光の当たる場所が理想的です。また空気の流れを大変好みます。特に給水後の濡れた状態の時、閉め切った部屋などでは蒸れる事がありますので、窓を開け風を通すようにします。春〜秋の最低気温が7〜8度以上ある時期は屋外で育てることをおすすめします。地べたに置かずに木の枝などに吊るしたり、強い直射日光が当たらない木漏れ日が当たる程度の場所にすれば、ほとんどの種類が雨まかせ(ベランダでは週に2回以上たっぷりお水を与える)で、手間もかからず大変調子よく生育します。

植えつけ

その多くが木や岩に着生するため、ほとんどのエアプランツは、土に植えたり水に浸かったままの状態にすると腐ってしまいます。
そのまま育てるか、流木やヘゴ板、特に糸で固定してください。調子が良いと半年ほどで根を伸ばし活着します。また、鉢に植える場合は軽石やバーク(木片)などを用いてください。

水やり

エアプランツは、空中の水分だけで育つというのは大きな間違いです。乾燥に大変強く、1ヶ月位水を与えなくてもあまり枯れることはありませんが、やはり生きている植物ですので、水がなくては生長することが出来ません。水やりの目安は週に2回以上、根ではなく葉から水を吸収するので株全体にたっぷりお水をかけるようにします。
風が無い室内で育てている場合は、水やり後、蒸れないように葉の間に溜まった水を抜くようにしてください。水が不足すると植物全体が軽くなり、葉にしわが寄ったり、カールしてきます。
植物全体を一晩水に浸すか、冬以外であれば雨に1日ほど当ててあげれば回復します。

冬越し

冬は忘れずに室内に取り込んでください。ほとんどの種類は低温にも強く、室内であれば無加温でも冬越しが可能です。日光が射すような窓辺であれば最適です。低温時の水やりは控えめにしますが、エアコンなどの使用で空気が乾燥している場合はお水を与えるようにします。

肥料

肥料は与えなくても充分育ちますが、ハイポネックスなどの液肥を通常の規定量よりも薄めて水やり代わりに与えると生育が促進されます。

開花と繁殖

順調に生育させれば毎年開花する種も多くありますが、なかには2〜5年サイクルで開花する種もあります。
開花後、ほとんどの種が仔株を出して殖えます。
仔株が親株のサイズの2/3程度になれば株分けすることができます。

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