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9月は台風や長雨に気をつけましょう。強い雨風によって茎や葉が折れて傷むと、そこから病気になってしまったり、長雨によって鉢が過湿状態になってしまい根腐れを起こしてしまうこともあります。できるだけ雨にあてないようにして、鉢花は軒下で管理するようにしましょう。




シクラメンの植え替え
涼しくなってきたら夏越しさせていたシクラメンを植え付けましょう。
シクラメンは暑いのが苦手。特に高温多湿の日本の夏は夏越しがネック。うまく夏越しができたものは、9月になって涼しくなってくると再び成長期に入ります。古い土を落として、新しい用土で植え替えてあげましょう。

● 植え替えの手順 ●
 鉢から株をはずして、古い土を全部落とします。乾いた土を指でほぐすようにすると、ポロポロとカンタンに落ちます。

 用土は市販のシクラメン用培養土または草花用の培養土でOKです。
  自分でブレンドする場合は、赤玉土5・腐葉土3・バーミキュライト2の混合比がよいでしょう。鉢底石(もしくはゴロ土)を敷いた後、鉢の中に培養土を入れます。

 土を落とした球根は、半分ぐらい土からはみ出て見えるような浅植えにします。(イラスト参照)
 高さを調節しながら、培養土を足して植えこみましょう。竹串などを使って、根の間にもちゃんと土が入りこむよう、よく漉き込みます。お水をあげて、土が沈むようなら土を足します。シクラメンの球根は腐りやすいので土にもぐったり深植えしたりしないようにしましょう。

 最初は半日陰、徐々に日向に移動して慣らしていきます。
 置き場所はなるべく風が通るような涼しい場所を選んでください。
 新芽が動き出してきたら根が張ってきた合図。気温や環境によって異なりますが、約1ヶ月くらいで葉が出揃います。
その頃からよく日に当てるようにし、肥料をあげはじめましょう。(週に1回くらい千倍の液肥、またはシクラメンの肥料)

 シクラメンの鉢花は主に冬にでまわりますが、乾かして夏越しさせた場合の開花は春ごろになります。冬に花が咲かなくても心配せずに、春まで株をじっくり充実させましょう。

 真冬になったら暖房のない室内(日当たりのよい場所)へ取り込みます。すべての葉に日が当たるように時々鉢の向きを回すとよいです。



ベビーリーフの種まき
スーパーなどでお馴染みのベビーリーフ、手軽に育てられる「ミックスの種」があるのをご存知ですか?
葉ものは小さいプランターでもOKなので、ベランダガーデニングにぴったり!
加えてキッチンガーデンとしても一鉢あると、とっても便利ですよね。
←左の種は、カネコ種苗から販売しているシリーズで、「レッドリーフレタス」「サニーレタス」「グリーンリーフレタス」「ルッコラ」が入った『フレンチ風』です。
ベビーリーフ
他にも『和風』(和菜を中心としたくせのない味の種)、『中華風』(個性的な中華野菜のミックス種)、『お子様むけ』(くせのない食べやすい品種の種)、などがあります。
一袋で、65cmプランターで約5個分に蒔けるくらいの種が入っています。

■発芽温度/15〜20度  ■生育適温/15〜25度
プランターに予め元肥を混ぜ込んでおいた土を用意します。
 (※元肥は根にふれてもよい肥料(マグァンプKなど)を混ぜるようにしてください。)
 種を蒔いてから2〜3週間くらいで収穫できます。
 若葉の大きさは約10cm前後で収穫します。芯を残すようにすれば、数回の収穫ができます。
プランター

■お庭、畑の場合/うね巾15cmくらいで、すじ蒔きにします。(ベビー苗なので狭いスペースでも大丈夫!)
込み合っているところから、間引いていって、本葉2〜3枚の頃に3cm間隔ぐらいに間引くとよいでしょう。




ポインセチアの短日処理

去年の冬に楽しんだポインセチア。今年のクリスマスに再び赤く色づかせるには、ちょっと工夫が必要です。クリスマスには自分で咲かせたポインセチアを飾りましょう。
9月上旬から短日処理を開始すれば、11月下旬には開花します。
クリスマス前に間に合うようにするには、遅くとも10月初旬から短日処理を開始しましょう。その場合の開花目標は12月中旬ごろです。

■■ 短日処理の手順 ■■
ポインセチアは短日性植物で、昼間の時間が長いと花芽ができません。
寒さに弱いので、気温が低下するこの時期には室内で管理しますが、夜まで電気がついた明るい部屋に置く場合、夜間に明かりを遮断することが必要です。
すっぽりかぶせられる大きさのダンボールや暗幕などを用意し、夕方5時から朝8時くらいまで、1日平均14時間程度光を遮断します。これを短日処理といいます。
40〜50日間、毎日続けましょう。花芽ができてからは、夜明るくしても大丈夫です。

ポイント

●短日処理をスタートしたら、毎日続けることが肝心です。途中で忘れてしまったら、また最初から始めてください。
●寒さに弱いので、10〜15度以上を保ちます。昼間は日光によくあて、寒風は避けましょう。
●この時期には1000倍に薄めた肥料を一週間に一度くらいのペースであげてください。




イチゴ苗の植えつけ

イチゴイチゴ苗は、秋と春にでまわります。春からスタートしてもよいのですが、秋に植えつけて大株に育てた方がよりたくさん収穫が楽しめますので、秋の植え付けをおすすめします。収穫した親株からランナーが伸びて子株をとることができますが、子株の植え付けも秋がおすすめ。植え付け時期は9月〜11月上旬ぐらいまでが適期です。

---★植えつけの手順
1株6号鉢ぐらいが目安。プランターなら3株ぐらいがいいでしょう。あまりぎゅうぎゅうに詰め過ぎると実も小さく収穫量が少なくなるので注意します。畑の場合は20〜30cmくらいの間隔を目安とします。

株もとのクラウンと呼ばれている部分が土から出るくらいの浅植えにします。
イチゴは肥料に弱い性質があるので、元肥はやや控えめにしてください。
油粕などの有機肥料や化成肥料は、根に触れると根が焼ける場合がありますので、間に土を入れるか、株から離してまくようにしましょう。
根に触れてもよいタイプの肥料、「マグアンプK」や「ガーデニングエードボール」などは混ぜ込んでもOKです。

---★イチゴの子株作り
夏ごろに出るランナーの先に子株が見えてきたら、ポット受けにして、子株を作りましょう。
収穫も済んだ親株は、老化してしまいますので、子株に更新します。

---★イチゴはやや肥料に弱いところがあるので、無肥料の土を。
3号のビニールポットなどに、肥料分のない培養土を入れて、子株を受けます。ハリガネなどで固定して発根するまではずれないようにします。親株からのランナーも切り離さず、根が出て新しく葉が展開するまでこのままとします。親株の病気などを受け継ぐ可能性があるので、通常は親株から数えて1つめの子株は捨て、2〜4番目の子株を使います。


---葉が何枚か出て株が育ってきたなと思ったら、切り離して大丈夫です。
イチゴの花芽のつく方向は決まっています。切り離す時は親株側のランナーを、目印として長めに残しておくと、定植時に花芽の方向を揃える事が出来ます。(花芽がつくのは親株とは反対側です)
徐々に液肥などをあげながら、しっかりとした苗に育てましょう。比較的寒さには強い方なので、凍らない程度であれば、さほど防寒は気にしなくても大丈夫です。環境や気温によっても異なりますが、2〜3週間程度で発根します。新しい葉が何枚か出てきたら定植できます。来春の収穫を夢みて、しっかりとした株に育てましょう。

---ぎゅうぎゅう詰めにしない。
イチゴは、ぎゅうぎゅう詰めは禁物。鉢植えの場合は特に、多く植えすぎるとうまく育たず、収穫量も減ります。株間は十分にとりましょう。地植えでは株間は20〜30cmほど。鉢植えの場合は、65cmプランターで3株くらいを目安とします。一株だけ鉢植えにするなら6号鉢ぐらいがよいでしょう。クラウン(株もと)が埋まらないよう、浅植えにするのがポイントです。
お水やりも、なるべくクラウンにかからないように水やりしましょう。泥はねなどを防ぐために、敷き藁を敷くのもよいです。

---イチゴは寒さに当てることが大切。
冬の間、寒くてかわいそう‥などと、家の中へ入れたり、暖めたりしないようにしましょう。イチゴは一定期間寒さに当たった後、休眠から覚める、というサイクルを持っています。寒さに当てる期間は品種によっても異なりますが、自然に冬の間軒下に置いておけば、大丈夫です。雪が積もったり、強い霜で葉が凍ったりしなければOK。
(クリスマスケーキ用に出荷されるイチゴは、夏の間に人工的に低温に当てて休眠させ、クリスマスシーズン頃に収穫できるように、調整されて育てられたものです)
あとは春になるのを待ちましょう。2〜3月ごろには休眠から覚め、蜂たちが次々にやってくる頃になると、たくさん実も付き始めます。



クリスマスローズの株わけ
クリスマスローズ(ヘレボラス・ニゲル)もレンテンローズ(ヘレボラス・オリエンタリス)も株分けの適期です。(適期9月中旬〜10月下旬)
10月から11月は主に地下の根が成長する時期。よい花を咲かせるためには、この時期に十分に生育できるよう、早めに株分けや植え替えをすませておくことがポイントです。遅れると十分に根が張れないうちに冬を迎えてしまい、よい花が咲きにくくなります。遅くても10月下旬までには済ませておきましょう。
※株分けは株が増えて込み合ってきてから行うようにします。まだ小さい苗のうちは、株分けはしない方がいいです。(だいたい路地植えで3〜5年くらい経ったくらいが目安となります)

■キンポウゲ科ヘレボラス属 耐寒性多年草
クリスマスローズ」は、正確には学名/Helleborus nigerヘレボラス・ニゲル)のことで白花です。(英名/christmas rose

一方同じ「クリスマスローズ」の名前で流通している赤花や桃花などのほとんどは、正式には「レンテンローズ」といい、クリスマスローズとは異なります。学名/Helleborus orientalisヘレボラス・オリエンタリス)、(英名/lenten rose

ヘレボラス・ニゲルクリスマスローズ)」は、文字通りクリスマスの季節、12月ごろに咲きます。
ヘレボラス・オリエンタリスレンテンローズ)」は、それよりも遅く2月〜4月が開花時期です。
 「ヘレボラス」は、荒れた土地に自生することから、ギリシャ語で「地獄」という意味があります。
 「レンテンローズ」は、キリスト教のレント(受難週)の頃に咲くためにそう呼ばれています。


◆◆株分け、植え替えの手順◆◆
株分け、植え替え 地植えの場合は葉の広がっている面積より一回り外側を、深さ20〜30cm掘りあげます。
鉢植えの場合は鉢からはずします。

 なるべる根を切らないよう、土を落とします。乾かしておくと土は落としやすいです。同時に枯れ葉や下草などのお手入れもしておきましょう。

 手で葉をかきわけて、ハサミを入れやすいようなポイントを探します。
1株に最低でも2芽以上つけて分けるようにしてください。
ハサミで株を切りわけます。少し堅いですが、力を入れて切り離しましょう。
切り口は特に薬などは塗らなくても大丈夫ですが、ハサミは清潔なものを使うようにしましょう。

 切り分けた株をそれぞれ、お庭や新しい鉢に植えつけます。
用土は市販の培養土でOKです。自分でブレンドする場合は、赤玉小粒6・腐葉土3・軽石1の配合がよいでしょう。
あらかじめ1リットル当たり1gくらい苦土石灰を混ぜておくといいですが、苦土石灰を混ぜた土は、必ず1週間くらい寝かせてから使用するようにしましょう。鉢植えの場合は、株の大きさよりひとまわり大きな鉢に植えます。

ポイント

クリスマスローズは基本的に半日陰を好むお花ですが、まったく日が当たない環境では軟弱になってしまいます。
特に秋〜春の成長期はよくお日様に当てて、しっかりした株に育てることが大切です。




ブロッコリーを植えよう!
暑い夏もひと段落、9月になって涼しくなり秋・冬野菜のシーズンがやってきました。ブロッコリーは9月初めごろに定植すると11〜12月には収穫できます。肥大した花蕾(からい)部分を摘んでさっと湯がいてすぐ食べる、その美味しさはスーパーで売っているものとは比べものにならないくらいの格別の味。自家製でしか味わえない甘味を堪能しましょう。

☆★ ブロッコリー アブラナ科 一年草 原産地:地中海東部沿岸 ★☆
カリフラワーと同じ仲間で、肥大した花蕾を収穫して食べます。花蕾は普通は緑色ですが、紫色の品種もあります。(茹でると緑色になります)

☆★ よい苗、だめな苗 ★☆
気温が高い間は苗も徒長しがち。ひょろひょろと伸びている苗はあまりよくありません。節と節の間が短く、茎もしっかりしたずんぐりした苗を選びましょう。(下図参照)

よい苗、だめな苗●● 植え付けと肥料 ●●
定植の目安:畑の場合は、30〜45cm間隔くらい、コンテナの場合は10号鉢に1株が目安。
植え付け時に緩効性肥料、3週間目に1株あたりひとにぎりの化成肥料を追肥、さらに10日おきくらいに液肥も施します。
また、定植時にオルトラン粒剤か、寒冷紗などをかけておくと虫の予防になります。
収穫後も追肥をしましょう(側芽を育てる時)
収穫
☆★ どれぐらいで収穫できるの? ★☆
気温の低下につれて、葉が15〜20枚になると(10月中旬〜下旬頃)小さな花蕾ができてきます。
花蕾が直径15cmくらいになったら、茎を10cmくらいつけて収穫しましょう。
その後も、わき芽の花蕾が育ってくればまた収穫できます。(わき芽を摘む際には下葉をつけて芽摘みをするようにすると、再び芽が出やすくなります)
わき芽を育てる時は、主幹の花蕾を収穫した後には欠かさずに追肥をしましょう。

※カリフラワーの育て方もブロッコリーに準じますが、花蕾ができて直径10〜15cmぐらいになったら、軟白するために外葉で包んで縛っておきます。
 結束してから2週間後ぐらい、花蕾の表面がデコボコにならないうちに収穫します。




宿根サルビアを楽しむ

セージやサルビアは同じ仲間です。よく校庭や公園の花壇などに植えられている真っ赤なサルビアは非耐寒性一年草ですが、宿根草のものは毎年植えっぱなしでも大丈夫なものも多いです。
サルビアの仲間は約500種類ぐらいあり、宿根草タイプは初夏から晩秋まで長く楽しめるのでおすすめ。花色もきれいなブルーもののからさまざまな品種があるサルビアを楽しみましょう。

●お花のいろいろ●

ボッグセージ
冬は地上部が枯れます。冬は霜よけが必要。

メキシカンセージ
寒さは苦手なので、冬は霜よけが必要。

チェリーセージ
半耐寒性ですが、暖地では戸外で冬越しが可能。

サルビア・コズミックブルー
花色は白や淡いピンク、赤もあります。

サルビア・ガラニチカ
半耐寒性ですが寒さには比較的強く、関東地方では戸外でも大丈夫。

サルビア・ブキャナニー
耐寒性は強いですが、冬は軒下で管理。

●耐寒性いろいろ●
宿根サルビアは日本の気候にも合い、大きく育つものも多いです。でも品種によっては寒さに弱いものもあります。
弱いタイプのものは冬は防寒も必要。

マルチングは、株を地際で切り戻し、5cmほど覆土します。



秋の七草を楽しもう

秋の七草は、「ハギ」「ススキ」「クズ」「ナデシコ」「オミナエシ」「フジバカマ」「キキョウ」です。
どれも日本の秋を感じさせるお花ばかり。お庭で七草を育てて、より日本のよさを感じてみませんか。


「ハギ(萩)」

マメ科ハギ属の落葉低木。日本の秋を代表する植物。ミヤギノハギ、ムサシノハギ、ダルマハギ、シロハギ、などがあります。庭先にひとつあるとボリュームがでて、見ごたえ抜群です。

「ススキ(薄)」

秋の月見にはかかせない、秋を代表する植物。川原や野原に群生した姿は秋ならではの美しさがあります。

「クズ(葛)」

マメ科クズ属の蔓性植物。吉野葛、葛餅、葛湯、葛きり、葛根湯などでおなじみの植物。風邪のほか肩こりや神経痛などにも効きます。

「ナデシコ(撫子)」

ナデシコ科ダイアンサス属 耐寒性多年草。耐寒性・耐暑性があり庭植えにも向きます。蕾が食べられやすいので、株元にオルトラン粒剤などをまいて防除するとよいでしょう。

「オミナエシ(女郎花)」

オミナエシ科オミナエシ属 耐寒性多年草 対になるオトコエシは白花です。先端に黄色い小さな花が無数に咲きます。漢方薬として根を干した物を煎じて飲んだりします。花後切戻すとまた花が咲きます。

「フジバカマ(藤袴)」

キク科フジバカマ属の多年草。庭植え向き。日当たりでのびのび育てましょう。ふじは花の色から、はかまは花の形からそう呼ばれているようですが、香りがあり常に携帯しておれば邪気を払うということから、という説もあります。

「キキョウ(桔梗)」

キキョウ科キキョウ属の耐寒性多年草。日本でも日当たりの良い草原などに自生する多年草です。ブルーが多いですが、白花やピンクもあります。晩秋になると地上部が枯れますが、春になると芽が出てきます。





※ 東京近郊を基準とした内容です
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